アンチョビな人生

アンチョビは食べたことがありません。

BLEACHは30歳を過ぎた独身女の厨二心すらくすぐってくれる作品

私が高校生だった頃、一時期BLEACHが一部の生徒の間で流行りました。

 

私も兄がコミックを集めていたのでひっそりとBLEACHを読んでいました。

 

その時から10年ちょっと経ち、ひさびさにBLEACHを見たい衝動に駆られてしまったのです。

 

でもさすがに74巻という長ったらしいものを、思い立った瞬間に手にすることはできない。

 

途方にくれそうだった時、ふと思いました。

 

 

「そうだ!私にはdアニメストアがあるじゃないか!」

 

進撃の巨人が見たいあまりに、加入したdアニメストア

 

dアニメストアのおかげで私はBLEACHを観はじめることができたのです。

 

そして、改めて思いました。

 

BLEACHめっちゃ厨二心くすぐってくるやん。

 

30歳を過ぎた独身女が厨二病を発症させた

 

まず久々に観て思ったんですけど、織姫の「わたしは拒絶する」でぞわっときたんですよ。

当然悪い意味じゃなくね、鳥肌が立つというか・・・ねえ。

 

もう、うおおおおおおお!!って感じ。

え?なに?拒絶?

え?拒絶って何?やばいやん。かっこいいやん

かっこいいやん!!

 

まぁ、こんな感じでひとり燃えてたんですよね。

 

30過ぎた独身女が。

 

いや、だってさ千本桜とか剣八との戦闘とかさ

燃えるよね。燃えるよ。

燃える燃える。

 

そうやって、燃えながらもなんとかアニメを消化していったんですよ。

ただやっぱりね、個人的にはアニメよりも原作派だなとBLEACHを観て思いました。

 

BLEACHに限らず、漫画は漫画の中で完結してほしいという気持ちが私には少なからずあるんです。

 

完全なる個人的意見ですので、あまり深い意味はないのですが。

 

ただ、進撃の巨人だけはコミックよりもアニメが最高だと思います。

どんなシーンよりも、私はアニメ第一話の最後あたりがかなり鳥肌モノだと思いました。

 

飛び散る血しぶき、その血しぶきに合わせたスタッフロール、そして音楽。

すべてが計算され尽くされた本当に最高の作品だと、あの瞬間思いました。

 

話はそれましたが、とりあえず私は原作派なのです。

BLEACHに至ってはかなり顕著に思いました。

 

それはなぜか。

 

そう

 

 

 

作画の崩壊がすごい!!

 

BLEACH作画崩壊はとりあえず爆笑できる

アニメを観ていて、時々作画は気になっていました。

作者の絵なら、もっと綺麗なんだろう、もっと臨場感がすごいんだろう・・。

そんなことを思いつつも、たいして気になるレベルではなかったんです。

 

いつか原作全巻買ってやろう、と思うレベルで留まっていました。

 

そう思いつつアニメを観ていましたが、やっとでバウント篇にたどり着きました。

アニメオリジナルということで、あまり個人的には趣味ではないような内容なのですが、とりあえず観ておこう程度で観続けていました。

 

そして86話。

正直このあたりの作画はちょっとひどいんじゃないかな?と思うようなレベルに達してきました。

いや、でも、まだ我慢できるぞ。

頑張れ自分!

そう思いつつ観ていました。

 

えぇ。頑張って観ていました。

 

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どちくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!

 

 

もうこの瞬間、堪えきれずに爆笑してしまいました。

 

もう一護なんて原型留めてないよね。

これなんてアニメなの?

私何見せられているの?

 

正直脳が追いつきませんでした。

 

久保帯人先生の絵の綺麗さを知っている人なら尚更感じると思うんですよ。

 

 

 

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だめだろこれ。

 

恋次も大概だけど、一護にいたってはもう手遅れだろこれ。

 

はっきり言ってBLEACHの作画はひどい。

個人的に作画が好みではないことが多いからアニメが苦手です。

その作者の絵も含めて全てが好きなのに、アニメになると好き放題やらかしやがることがあるのでねぇ。

 

 でも、最終的に作画が戻りつつあったので安心して見続けました。

 

荒んだ心に厨二心を取り戻してくれる それがBLEACH

大人になると仕事やプライベート、とにかくいろんなところでストレスが溜まります。

 

学生の頃も大人ぶって色々思ってたけど、大人になったらあんなの比じゃなかった。 

とにかく荒んで荒んで引きこもった状態になった時に、久しぶりにBLEACHと出会いました。

 

BLEACHとの久々の出会いは、私にトキメキを与えてくれました。

鬼道や卍解、それぞれのキャラとしての魅力。

時々ぶっ込んでくる少し寒いギャグたち。

それも含めて「あぁ、これこそジャンプだなぁ」と思ってドキドキしました。

 

昔はシャーマンキングがすごく好きだったし、サンデーならうしおととらなんてめちゃくちゃ好き。

 

封神演義だって好きだった。

 

今思えばこれらが全盛期だった中学生くらいから高校1年生くらいまで、かなり拗らせていたんだと思う。

 

そんな人によっては黒歴史とも言えるようなこじらせ期間をBLEACHは、30を過ぎた独身女にも思い出させてくれる。

 

かなり気持ち悪いと思うけど、やっぱりすごくドキドキする。

日常では体験できないようなことが、漫画の中では繰り広げられている。

漫画を読むだけで、まるで自分が体験したかのような感覚に陥らせてくれる。

 

ストレスやしがらみにまみれた日常で頑張っているからこそ、身に染みる感覚です。

 

日常を普通に生きてるとつい忘れてしまう感覚を、バトル漫画は思い出させてくれる。

 

だから私は大人にこそ、昔自分がとても好きだったものをもう一度手にとってほしいと思う。

 

大人だから卒業しなきゃいけないとか、そんなわけはないのです。

 

いくつになっても、自分の心をトキメかせてくれるものは本当に大切です。

 

ぜひみなさんも、BLEACHに限らずに昔自分が好きだったものをもう一度手にしてほしい。

 

きっと当時のトキメキを思い出せるし、少しでも今の活力になっくれるはずです。

 

私にとってBLEACHは青春を作った一つです。

BLEACHも絡んでこそ、今の私があるというもんです。

 

そうです。

 

30歳を超えた独身女という私を作ってくれたのはBLEACHのおかげでもあるということなのです。

 

 

でもとりあえず、バウンド篇なげーしつまんねーよというのが私の感想でした。

 

BLEACHよ、ありがとう。